「当たりハズレってありますか？」
これも本当に良くメールとかで頂くんですが
私的にはホント？状態の質問なんですよ・・・。
釣れる＝当たり
釣れない＝ハズレ
この定義でしょうかね？
動きが大きい＝当たり
動きが小さい＝ハズレ
この定義でしょうかね？
私は逆に毎回質問するんですよ・・・。
当たりってなんですか？
すると結構な確率でこんな答えが来ます
ちゃんと動く＝当たりです。
質問：ちゃんと動くってどんな動きですか？
回答Ａ：まっすぐに動くと言うことです
回答Ｂ：きちんと、潜るということです
他にもいろいろありました
つまり当たりハズレの定義は質問される方の
主観によって答え変わると私は思ってます。
釣れる釣れないは同じ状況で比べる事なんて
不可能でしょうから定義としては正しくないです
次に動きの件ですが動き大きい＝当たりであれば
当たりじゃなくて動きが大きいという現象だけです
潜る潜らないはキャスト飛距離やロッド位置
またライン太さによって全然変わってきます
ですのでアイが歪んでいるとか左右どちらかに
傾いてアイチューンしても正しく泳がないとかは
間違いなく製造上の問題はハズレと思います
私みたいに桟橋とか杭なんかをやる人間には
片方向にしか泳がないのは違う意味ですが
間違いなく当たりなんですよ・・・。
私の入れている琵琶湖スペシャルは
当たりハズレは基本的にありません
言えることは全て同じ物は二個と無いと言う事実
しかし組み立て前ボディーは同モデル無数に存在します
琵琶湖ＳＰＬモデル
ボディーは全てNCマシニングによる機械加工品です
つまりボディーはｍｍ単位の狂いは基本的にありません
もし違いがあれば意図的にプログラミング変更して
寸法変更されなければ絶対に発生しません
またウェイトとも鋳造された物を使用しております
ただしボディーにウェイトを入れたりする行程等
職人さんの手作業については当然バラツキが発生します。
もちろんながらバルサは自然界の産物ですので
これまた同じ物は無く個々の原材料にバラツキはあります
＜注意＞NCマニシング：電子制御された工作機械
を使用してバルサから削りだししております