10月26〜29日
<写真提供>
Special Thanks
WBS事務局
R.Ishihara
C.Shibazaki


こんな時間にスタートが始まる
これがWBSトーナメントの醍醐味!
しかも一生に一度あるか?ないか?の
一大イベント2007年クラシック
なぜだか?なんですが権利を獲得できまして
ようやく本戦を迎えることになりました

10月26日
昼前に用意が完了し船を北浦にある潮来マリーナまで
牽引してプラクティスを行って参りました
今回は琵琶湖スタイルを実行できる場所という
大前提で考えておりましたので迷いもなく北浦を
メインエリアに決めまして特にオダとか岩系の
沈み物をクランクベイトとラバージグというパターンを
選択しまして準備をメインに行ってきました

実は本邦初公開なんですが今年の春に206に
ハミンバード997SIを投入しておりました
もちろんサイドイメージングという画期的な
GPS魚探でして船の左右20m合計40mを
魚探掛けすることにより一気に把握できます

これで北浦を前週含めほぼ2周しましてオダを
延々GPSに打ち込み作業を実施しました

浅いところは水深3m深いところは4.8mぐらいの
エリアに点在していおり出来るだけ岬や水門などの
地形の変化と重なっているエリアをピックアップしました
この作業を延々行って前日プラは14:00に終了

10月29日 初日

フライトは22番目(後から2番目)で一路
霞ヶ浦を最下流部を目指してスタートしました
台風の影響もあるだろうということで燃料満タン
エンジンの位置も若干下げ気味のセットで走行
約20分ほどで霞ヶ浦の牛堀を通過し北利根川へ
途中10分ほどスローエリアを通過し外浦へ到着

ここから鰐川を北上しましてスタートから約45分で
移動距離約55kmで北浦に無事到着しました
しかし海に近いこともありすでにマーマー風が
吹いておりまして台風が確実に来ている様子

そこで自分のメインエリアが風下ということもあり
急いで釣りを開始することにしました
まずは見えているオダの目印である杭周辺を
ファットペッパーとノーマン社DLNをローテ
しながらチェックしていきますがすでに波が
それなりに成っておりまして次々に見えているオダ
見えないオダをローランスに打ち込んだマークを
頼りにクランクベイトを通していきますと!

ファットペッパーにヒットしましたがオダに
擦れて痛恨のラインブレイクという結果になりました
霞水系名物の巨大魚と思いたいのですが重量感が
巨大魚にくらべてバスっぽくて・・・(涙)

そこから順々にオダを撃っていきますがとにかく
大半のポイントが風下となってしまっており
エレキのダイヤル80でも釣りが出来ないぐらい
荒れてきましてエンジンで風上に移動→流され作戦
これでクランクにスピナーベイトをMIXしながら
延々やってみたのですが2バイトのみでオダは全数終了

次に3mラインにある岩系をRUNGUNしてみたのですが
とにかく海風が凄くてキャストもままならない激荒れ状態
結果的には初日はノーフィッシュで終了となりました
TOPは4kgちょっとで私の釣れれば1500gの
クランキングでは太刀打ちできるウェイトでしたが
いかんせん風にALLつぶれる結果に成っていました

夜は楽しいクラシックパーティーで大盛り上がり


10月29日 2日目
前日の天気と裏腹に予報は快晴・・・
再度北浦TRYも視野にいれていたのですが
前日の爆風で風下のエリアは壊滅したとおもいまして
霞ヶ浦本湖のみに絞って回ることにしました

というのも前日の北浦で唯一魚の姿が見えたのが
シャローにある冠水したデカイ木で2バラシという
ことから本湖にある冠水ブッシュの多いエリアを
順々に撃っていくという作戦に変更しました

朝一に玉造から麻生方面を流してみましたが
巻物では快晴という天気もありノーバイトのまま
小野川へ移動するという展開になりました

小野川も7月に冠水した木で結構釣れたのですが
到着してみるとすでにコーヒー色の大増水・・・
それでも過去に釣れたストレッチを丁寧に撃って
いくと2カ所目のブッシュでようやく一本でました
700gのキーパーでしたが結局これが最初で最後の
検量できた魚となってしまいました・・・

まー初日勝負で駄目でも2日目も同じ勝負という
当初のプランを変更したのですが同じ結果なら
2日目もクランク勝負しても良かったかな?と
言う心境も事実ですがとにかく勝負に徹したプラから
クラシック当日までに非常に充実したトーナメントでした

WBS参戦しているメンバーさんのクラシックに
出たい!という想いが初日夜のパーティーなどの
節々に見ることがでいまして私の霞ヶ浦先生が
「クラシックは見るモノでは無く出るモノ」
それを改めて感じる事ができた貴重な経験になりました


結果はフライトの番号そのまま後から2番目でしたが
参加23名の中で唯一琵琶湖スタイルをごり押しで
貫いた2日間でして本当に楽しかったです

初日の夜に吉田幸二さんが選手に一言という所で
「毎回遠いところからご苦労さん」
そう労っていただいたのですが確かに片道
620km毎回毎回移動して1年間よく出来たモノ
だと今更ながらに自分でもそー思っております

これもひとえにスポンサーの皆様とWBSスタッフの
皆様のおかげと思っております
またメンバーさんで霞系ルアーが?な私にいろいろ
教えていただいた&ご支援していただいたお陰です
今年一年間お世話になりました
この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます


2007WBSクラシック結果 22位/23人中

2007 Special Thanks
(株)K−FACTORY
Awesome Baits Company
(株)デンソー
VITAL SPIRIT
 
(有)GriT Design



タックルデータ
ロッド:グリットデザイン社 バサルト BTC−700M
リール:シマノ社 スコーピオン アンタレス 左ハンドル
ライン:バークレー社 バニッシュトランジション 14lb
ルアー:バイブレーション 3/4オンス 1オンスほか

ロッド:グリットデザイン社 バサルト BTC−700MH
リール:シマノ社 スコーピオン アンタレス 左ハンドル
ライン:バークレー社 バニッシュトランジション 14lb
ルアー:ノーマン社 DEEP LITTLE N ほか

ロッド:グリットデザイン社 バサルト BTC−700H
リール:シマノ社 カルカッタコンクエスト 201DC
ライン:バークレー社 バニッシュトランジション 14lb
ルアー:ガンクラフト社 ラバージグ コアヘッド1/2オンス

ロッド:グリットデザイン社 バサルト BTC−700H
リール:シマノ社 カルカッタコンクエスト 201DC
ライン:バークレー社 バニッシュトランジション 14lb
ルアー:ゲーリーヤマモト社 ファットイカ 出村選手お薦め色

ロッド:グリットデザイン社 バサルト BTC−700H
リール:シマノ社 カルカッタコンクエスト 201DC
ライン:バークレー社 バニッシュトランジション 14lb
ルアー:マルキュー社 バグアンツ 山本選手&麻生選手お薦め色

ロッド:グリットデザイン社 バサルト BTC−710MH
リール:シマノ社 カルカッタコンクエスト 201DC
ライン:バークレー社 バニッシュトランジション 14lb
ルアー:TIMCO社 ファットペッパー プロガイドカラー

ロッド:グリットデザイン社 バサルト BTC−800XH
リール:シマノ社 カルカッタコンクエスト 201DC
ライン:バークレー社 バニッシュトランジション 17lb
ルアー:バークレー社 バルキーホグ4インチ 大藪選手お薦め色


おまけ
10月29日

クラシックから帰ってきましてそのまま琵琶湖へ出撃!
実は霞で走りまくって206最高速に目覚めたようですわ
そこでジャックを触ってその試走に北湖爆走してきました

もちろん豆さん中心に入れ食いモードです
霞の2週間で釣った10倍以上釣れました