10月 1日
修行にはこれがマストアイテム
久しぶりの雨予報の中、広島のゲストと出船してきました。
最近の傾向から南湖は相変わらず厳しいので北湖で数釣りでもと思いながら
せっかくの琵琶湖なのでサイズ一本勝負でやろうと言うことになりまして
南湖イーチョンスー作戦を決行して参りました。
この通称:イーチョンスーは正式名は1オンスHEVYテキサスでして
ここ数年琵琶湖の南湖に生えまくるWEEDを攻略する上で無くてはならない
必殺技に成ってきております。
そんな技を琵琶湖凄腕ガイドさん達が極めてきておりまして
私の知り合いガイドさんがいつのまにやら1オンステキサスを
イーチョンスーと呼ぶようになっておりました。
<イーチョンスー名人のホムペはこちら かなりお勧め+思わず笑えます>
さてこのイーチョンスーの達人と言えば私の中では
前記のゲンさんとグリットデザインスタッフの藤井氏がダントツ
特に藤井氏はその才能をグリットデザインのバサルトというロッドブランドに
注入した結果BTC−800XHというロッドが完成し市販化されました。
使うと本当に「百聞は一触にあらず」という造語で表現されるとおもいますが
使えば分かるイーチョンスースペシャルです。
文面ではこれ以上説明できないので割愛しますが私の右腕ですわ。
この800XHはいつも船に2SET積み込んでおりまして
イーチョンスーの仕様違いを用意します
一本は1オンス、もう一本は1.5オンスまたはワーム違いです。
この同じワームのウェイト違いやワームの形状違いが私のお気に入りです。
ラインはPE80lbまたはナイロンの25lbをよく使います
さてこの日はメインにイーチョンスーなのですが朝一や下り坂の天気ということで
恒例のサンダー祭りを決行することにしました。
選んだポイントは沖合のWEEDですがミソは「トロロ藻が無いところ」です。
最近の南湖状況で一気にトロロ藻が大繁殖してそこら中のWEEDが
覆い被されておりますのですが元気WEEDにはこのトロロ藻がありません。
なぜ無いのか?ちゅー話は簡単にいうと元気WEEDは葉の表面からある成分を
分泌しておりましてこの分泌成分によりトロロ藻が生えないようになっております
。
ちょうど人間の肌にもカビなど生えないのと同じ原理ですね。
死ぬと一気に腐敗が進むと言うことも同じ原理です
さてこの日のファースとエリアはヤマハ沖。
水深3.5mラインをサンダー504でスタート。
このあたりのWEEDはかなり堅くてぶりぶりしております。
前回さくっとやったところあたりから始めたのですが開始1時間ほど
やったところで久しぶりにゴツンッ!と強烈バイト!
おっしゃーーーということでファイト開始。
しかしこちらへ向かって来ましてそれに合わせて早巻き巻き。
ぎらっと見えた感じでは55クラス!
上がってきたのは紛れもないゴンゴークラスもしかしたらロクマルもあるかも!
さらにテンションUP!
しかしながらこいつでしたわ。
ニゴイちゃんです。
しかもガッツリ喰ってましたわ。
通りで途中から変な引きやな〜と話をしておりましたがまさかこいつとは・・・。
ここでエリアを大きく移動することにしました。
本日のメインポイント通称:ガソスタです。
このホムペを見ていただいております皆様にまたもや
「変なポイントでてきたで〜」と言われそうですが私のGPSで
ガソリンスタンドのアイコンで登録してある沖のWEEDです。
登録アイコンがガソリンスタンドなので略してガソスタです。
なぜガソスタなのかというと釣れないときにたまたまはいるとポロッって
ライブウェルを満たしてくれるという勝手な理由です。
毎回給油はしてくれない気まぐれ営業なんですがね。
さてここはイーチョンスーにパカさんの日本未発売のカラーを
惜しげもなく投入しました。基本的に青系orグリパン系です。
ゲストにもイーチョンスーのレンタルをして開始。
見えている固まりの隙間にひたすら打ち込んでいきます。
開始20分ほどでファーストバイト!
バサルトのBTC−800XHで豪快に寄せて一気に抜きあげ
久しぶりのブリンコちゃんゴーマルでしたわ。
しかしこのあたりから風雨が強くなってきましたので
再びサンダー祭りを決行!
しかしなーにもないまま午前の部は終了!
ランチは久しぶりのヤマハマリーナ。
スタッフの方に「あれ?久しぶりですよね?」なんて言われながら
最近の某マリーナのランチバイキングの説明を少々・・・。
<ぜひ来年はヤマハさんでもやってくださいな。お願いしますわ>
午後からは再度イーチョンスーチャレンジを決行!
ゲストにもパカさんを投入しやってもらうことにしました。
昼からはガソスタ?に直行しスタート。
しばらくやっているとちょうど私が後ろを見ている際にゲストの
ロッドが思いっきり気持ちよく入るのが見えました。
ファイト開始!
けっこうデカソーな感じでしたんですが急にテンションがゼロ
そーなんですわ、痛恨のラインブレイクです。
HEVYロッドが満月状態だったのでかなりのGOODサイズは間違い
ないのですが姿見えないままでした。
ここで船上はテンション↑で延々打ち込んでいきます。
小一時間ほどやったところで???。
あやしい雰囲気一瞬したんですがなにも無かったです。
しかしピックアップしたワームを見てみると思いっきり
噛みついたあとがざらざらになっておりました。
ちょうどフックの真ん中ぐらいまで噛んではりましたわ。
釣れればデカイだけに痛恨のミスです。
でもバイト全然感じてないんですわ。
まだまだ未熟者です。
その後もタイムアップまで二人で延々打ち込みましたが結局釣れずじまいで終了
久しぶりの南湖イーチョンスーやり抜きはゴーマルx1本と寂しい釣果でしたが
やり切った感があるだけかなり満足でしたわ!
水温:23度 天気:曇りのち雨 風:北北東
タックルデータ
ロッド:グリットデザイン バサルトBTC−800XH
リール:シマノ アンタレスLH+オーシャンマークのパワステ
ライン:バークレー トライリーン 25ポンド
ルアー:パカクロー5インチ
ロッド:FITTER サンダーシャッドスペシャル G1010
リール:シマノ カルカッタコンクエスト201DC
ライン:バークレー トライリーンXL17ポンド
ルアー:サンダーシャッド504 琵琶湖スペシャル #01
今日のおまけ
ゲストが広島へそのまま帰るので
恒例のブラック釣り師用?!
ブラックリゲイン注入。
夜にはこんなメールが
「お陰様で睡魔と戦うことなく帰れました」
さすがブラックリゲイン!
公式ホムペ発見