5月 6日

the Outdoor World の第二ラウンドに参戦しました。
例年この時期は私の一番やらない「サイトフィッシング」というか
「ネストフィッシング」が上位にいくということで今年こそ
STOPネストフィッシングということで作戦を立てました。

前日までの延べ5日間のプラを兼ねた出船ではエリア
そしてリグまでにおよぶほど絞り込みが出来ました。
絞り込んだエリアは仲間内で通称「五号フラット牧場」
ルアーはデカイホグ系ワームのテキサスリグのみ。
こんなタックルを朝から用意したのはもちろん
私のバス釣り人生初めてのことでもあり未体験ZONEでした。

この日は東京の友人をゲストに参戦しましたがこの方も
「あれ?巻物違うんですか・・・・???」
おもいっきり意表をつかれたお顔を横目にタックル準備。
1本目:テキサスリグ
2本目:テキサスリグ
3本目: ライトキャロ

4本目:スピナーベイト
5本目:バイブレーション

こんなワームタックルが並んだことなんて私のバス人生
記憶の限り過去に一度もありませんよ・・・まじで。

さてミーティングが終わりまして元河畑号にて出船。
一路フラット牧場へ直行しましてGPS頼りにポイント進入。
しかしやはりどーしても「巻きたい!」という欲望に負けてしまい
朝一はバイブレーションからSTARTしました。
得意のラトルトラップ1/2オンスを投げるが20投ほどで終了。

やはりSTOPネストフィッシングということで予定通りの
テキサスリグオンリーのストロングパターンを開始。
丁度2.8〜3.5mのWEEDが所々に生えているのですが
ここでアフターもしくはポストのバスを狙うという作戦。
実はクランクでも構わないのですがどうもこの時期に
サンダーさんに来る奴はスポーニングで力を相当使った
アフターが多くなり最後の力?!を振り絞ってバイトし
ファイトするような感じで釣り上げてもそのまま昇天される
ケースが結構あるのでトーナメントでは検量外のDEADに
成る可能性が結構あるので敢えてここは巻物を封印。

一流し目で魚探にWEEDがほどよく映るエリアで「コンッ」
久しぶりのバイトがありフルフッキングさせていただきました。
この日のためにラインはALL新品にしましたので強引に
寄せてそのまま抜き揚げましてまずは一本目。
見た目は50なんですがガリガリのアフターでした。


それを見てゲストもテキサスリグを延々投げ続けると
ポツポツと連続してHITしてくれまして9時半には
リミット3本を達成しましてまずは一安心。
ウェイトは4200〜4500ぐらいかなというところ。

それで風に流されている時に一番美味しいところに
釣れたのを見たのかバスボートが?数艇張り付きまして
その周辺をやるのですがサイズがダウンしてしまうので
此処はランチでも取ろうと一度ポイントを離れました。

ランチはいつものヤマハマリーナですが今日はパスタを辞めました。
というのはヤマハで待ち合わせした友人がゲン担ぎでカツカレーに
するということでしたんで我々もそれにあやかりカツカレーを注文。

昼食後に再度戻って来たのが丁度13:30で残り1時間ちょい。
そこで再度ベストラインを風上から流してみましたが
朝と明らかに魚探の映像が変わっておりましたので
すこしテキサスリグ作戦を変更しました。
といってもテキサスリグはテキサスリグのままなんですが
ルアーにアクションを付けないでキャスト後にそのままSTAY。
1分ほどそのままで置いておいてからズルズル引いてWEED
にあったたらまたSTAY、これを繰り返してみました。
もちろんいつも風任せの私がエレキを踏んで風上に向かう。
<こんな事は今まで記憶無いと自分でも思ったっす。>


残り20分を切ったところでGPSのフラット22番地
到着しましたが魚探には結構エエ感じで魚がそのまま映る。
<単純に私のGPS番号が22なんでこー呼んでいます>
そこでいったん風で流されて再度22番地へキャストしました。
WEEDに引っかけて置いていると「コツ」とバイト。
でも喰っている感じがありませんのでそのまま放置。
これを3回ほど繰り返してもバイトのみなのでこれは
たぶんスポーニングベッドにダイレクトに落ちたと判断し
2mほどずらしたところへキャストしました。
これは此処までバイトあるなら近くにプリのメスが居るのでは?
あとネストフィッシングは嫌なんで勝手に都合良く想像。
これが実は正解?!だったようで置いているワームを
お魚さんが持っていってくれました。

水面に置いていたラインがツンツン→そのまま走っていきました。
これが本日の最大魚となる55cmクラスのポストのメス。
ゲストの友人も続けて50クラスをテキサスでゲットし入れ替え成功。
ここでタイムアップとなり一路マリーナへ。

検量の結果は5700gちょい/3本 2位と30g差でしたが
the Outdoor World びわ湖戦で二年ぶりの優勝。
そして自身初の巻物以外でのトーナメントで結果が出ました。
今回はエリアは完全に絞り込みをしてリグもこだわりました。

使用するワームはパワーホグ5インチ等のホグ系5インチ。
この5インチというのが実は結構結果に影響が出ます。

特にこのカラーが自分では効くと思います
左から:ジューンバグ ブラック赤ラメ パンプキンシード
Berkley パワーホグ5インチ

そして何よりこのライン:バニッシュトランジション
 
左:キャスト前               右:キャスト後
実はこのラインは紫外線を受けると色変化するんです。
でも水中に入れると無色透明に限りなく近くなります。
ですので空中:黄色 水中:透明になるんです。
曇りの日でもこれぐらいは十分に色変化します。
ちなみにこの色は日陰に置いたりすると元のクリアーに戻ります。
つまり紫外線の有無により色変化するんですよ。
これは凄い技術ですね。

この色変化でも空中での見やすさからラインでのバイトを
取ることができまして結局タックル+ルアーにまでこだわった
結果がすべてかみ合いました。

水温:17度 気温:22度 天気:晴 風:時々そよ風

タックルデータ:
ロッド:グリットデザイン BASALT BTC−700H 
リール:シマノ スコーピオン アンタレス LH
ライン:バークレー バニッシュ トランジション 17lb
ルアー:テキサスリグ Berkleyパワーホグ5インチ 

ロッド:グリットデザイン BASALT BTC−700M 
リール:シマノ スコーピオン アンタレス LH
ライン:バークレー バニッシュ トランジション 14lb
ルアー:ラトルトラップ1/2オンス 3/4オンス他