９月２３日

今回は今年のＢＡＴＮＥＴでお知り合いになれたＭｒシャロー氏の
お誘いもあり霞ヶ浦名物のアメリカンキャットフィッシュを釣りに行きました。
この通称「キャット」であるがもともと日本には居ない魚種である。
霞ヶ浦で漁師さんが営利目的で養殖していたが何らかの理由で
これらが霞ヶ浦水系や利根川水系に大増殖しているようである。

バス釣りのルアーから吸い込みから何でも来いの雑食鯰。
しかもヌルヌルが強烈でどこの釣り人からも敬遠されている状況。
しかし無茶苦茶引くらしい！と聞けば是非釣ってみたいというのが
釣り人の悲しい性ということで遠征することにしました。
初日のガイドさんはＷＢＳプロアングラーのＭｒシャロー氏。


まず霞名物のバスボートといえば「バレット」ですね。
琵琶湖ではまだ一艇しか見ておりませんが基本として速いです。
ほぼ全部の船にマーキュリーのプロマックス系のエンジンが載っています。
８０マイルとかいう単語がバンバン飛び交うバスボートのようです。
朝一にマリーナから霞の真ん中にある観測塔へ行くのですが
軽〜く６３００ｒｐｍは回っておりました・・・・。
この観測等では濁りがひどく５分ほどで移動！

キャットが霞ヶ浦で最初に釣れ始めたという出島ということろへ移動。
まずは一文字からスタートしました。(デジモンジと言うらしい）
水深は１．５ｍ前後で大きな石積みの一文字です。
どっちみち釣るならサンダーでしょ！ということで５０６からスタート。
４回ほどバイトがあり２回は乗ったのですがすぐにフックｏｆｆ。
すると前のシャロー氏が「五号サン　来ましたよ　キャットです」と
言うので期待度満点で待ち構えておりました。

しかし揚がってきたのは外道のブラックさん・・・（笑）
シャロー氏も思わず苦笑いでした。
ここではこの後なにもヒットせずに沖にある漁礁をやることにしました。
ここはデジギョっていうことは複数のＷＢＳメンバーさんから聞きました。
ここは水深３．５ｍラインに塩ビ製の筒が束になって沈めてあるらしく
キャットの巣ともいわれるほど沢山いるとのこと。
早速シャロー氏はキャットの好物ガルプでやってみると
早速バイトがあり見事にフッキング成功！

この日の為に買ったキャットハサミが大活躍！
初対面の感想はけったいな魚（注：関西弁で奇妙なの意）
しかしこのアメリカから来たけったいな魚最高に面白かったです。
それはシャロー氏がペンチでキャットのお腹をさすると泣くんです
ゲコゲコ

まるで蛙そのまんまのような泣き声。
これには思いっきり笑ってしまいました。
さすがにシャロー氏も私の大ウケに引いていたかも知れません（爆）
でもサイズ的には小鬼級というみたいです。
地元では小鬼級→鬼級→次郎長級というらしく特に
７０ｃｍ超えるサイズには真っ黒な奴が居てこれが次郎長級というらしいです。

そんなこんなの説明を聞いていると再びシャロー氏にビッグバイトが。
こいつはフォーリングで一気にもって行きました。


格闘中のシャロー氏

こいつはスピニングタックルということもあり５分ほど格闘の末
あがってきたのは鬼級の６０ｃｍほど。
ひげがかなり一丁前になってきましたがネットがヌルヌルです。
しかも胸ヒレの骨がすごく尖っています。
刺すと間違いなく病院行きですね。
ここで私も無事にノンキーサイズのキャットをゲットできまして
とりあえずの目的は達成できました。

その後有名な太郎岩という岩盤エリアへ移動したところで
夜通し走ってきたので当然ながら睡魔に襲われまくり・・・・。
シェイクしながら寝てる始末、そしてついに撃沈となりました・・・。


グ〜グ〜


すると来ましたよ〜という声が夢の中でするではないですか！
激しく寝ぼけながらおきてみるとこれまた出てきたのは外道の
霞ブラックさん、しかもナイスキーパーサイズという結果。

さすがのシャロー氏も非常に複雑なお顔をされておりましたわ。
＜あとで聞くと一人でキャット釣りは寂しいからバス狙ったとのこと　爆＞
しかし写真撮影後に再び１０秒で撃沈の私・・・。

グ〜グ〜

すると再度来ましたよ〜という声が夢の中でするではないですか！
今度も当然寝ぼけながらおきてみるとこれまた出てきたのは外道の
霞ニゴイさん、しかも５０ｃｍサイズという結果。
これは見事にサンダー５０６にかぶりついておりました

実はけっこう困惑気味で針を外していたらしいシャロー氏。
この写真撮影後に再び私は爆睡モードへ・・・。
しかし昔の人はよくこんな諺を言ったものです。
二度あることは三度ある

グ〜グ〜

するとまたもや来ましたよ〜という声が夢の中でするではないですか！
今度は鬼級です！のお声にいきなり起き起きモード！
５分ほどの格闘の末、ネットインしたのは間違いなく鬼級！
しかもボテボテのグッドサイズでした。

５０６に強烈なバイトだったそうです　シャロー氏談

この一匹で目が覚めたのですがこばらが空いたこともあり
一旦上陸し昼食をとりに移動しました。
昼食はマリーナ経営と同じ会社がしているレンタルボート屋さん。
ここでラーメン＆ミニカレーセットを注文し待っていると
「わざわざキャット釣りに来たんだって？」
「えっ？この間言ってた人ですか？本当に来たんですか？」
「噂に聞きましたよ！キャット専門に霞へ来たらしいですね」
とまー会う人、会う人に同じようなことを言われる状態。
すこしこっぱずかしいのは事実でした。
でもそれだけキャット専門っちゅうのはおかしいみたいです（爆）


昼からは霞名物のジャカゴといわれるエリアをいくつか回って終了としました
実は今日の昼間から二日目にあることを試してみようと作戦を
練っておりましてその下準備のために早上がりといたしました。

↓これがその準備中のシャロー氏
ライブウェルを明けてなにやらゴソゴソと・・・。
＜こちらで勝手に映像処理しております＞

しかしマリーナへ帰ると何故か皆さんが私がわざわざキャット釣りに
霞へきたというのが珍しいのか？それとも密かにやりたいのか？
やたらと根掘り葉掘り聞かれて困ってしまいました。
だってほとんど「どーしてわざわざキャットなの？」しか聞かないし
その理由は「びわ湖に居ないし引くらしいから」というだけの理由。

霞キャットツアーの今後はいったいどーなってしまうのか？
ということで二日目の準備に佐原の町へ行きました〜。

水温などぜーーーんぶ不明です。
タックルも借り物なんで全部知りません〜・・。

一日目の結果は明日に繋がるナイスプラ？！